Archive for the ‘西宮’ Category

西宮のお気に入りカフェ3選と「カフェ代は経費になるの?」のはなし

2025-05-18

こんにちは、西宮市の税理士・なかがわまみです。

今回はちょっとリラックスした内容を。
私が実際に気に入っている西宮市内のカフェをご紹介しながら、よく聞かれる質問――「カフェ代って経費になるんですか?」についても、具体的な事例を交えてわかりやすくお話しします。

■ 気分転換にも仕事にも◎ 西宮のお気に入りカフェ3選

1.NI to WA(JR西宮駅すぐ)

事務所の近くのカフェで、一度先輩税理士に連れて行っていただきました。
駅近なのに、隠れ家?森の中のような喫茶店です。
使われている家具や食器もとってもおしゃれで、特にチーズケーキがおいしかったです。
静かなのでひとり時間にもぴったり。

2.TIERRA LUZ VIENTO(エビスタ西宮)

阪神西宮(エビスタ西宮)から駅直結です。
Wifiやコンセントもあるので勉強している人も多く、窓際の席は争奪戦です。
私もたまにここでお仕事することがあります。
私のお気に入りは柚子緑茶とアサイーボウルです。

3.BROCANTE COFFEE(さくら夙川駅近く)

アンティーク家具と本格コーヒーの組み合わせが素敵な空間。
コーヒーの味はもちろんのこと、とにかく中の雰囲気が素敵で落ち着く!
仕事や子育てで行き詰ったときにここでリフレッシュしています。

■ カフェ代って経費になるの?

「全額が経費になる」わけではありません。
ポイントは、「業務上必要な支出であるかどうか」です。

✅ 経費になる可能性があるケース

  • クライアントとの打ち合わせや商談で利用したとき
     → レシートに目的・相手・日付などを記録しておきましょう(例:〇〇様との契約打合せ)
  • 作業のための場所代的利用
     → Wi-Fiあり・長時間の資料作成など、業務上の必要性があればOK
      ただし、コーヒー一杯程度の支出は認められますが、食事代はNGです。

❌ 経費として否認された事例

税務調査で実際に否認されたカフェ代のケースをご紹介します。

■ 事例1:1人での頻繁なカフェ利用(記録なし)

毎週のようにスタバやカフェのレシートが経費計上されていたが、
・打ち合わせ記録や摘要欄が空欄
・出張や業務との関連が不明
という理由で、「単なる私的な利用」とされ否認。

■ 事例2:休日に家族とカフェで過ごしたレシートを経費処理

・実際の日時が日曜午後
・「妻と娘とランチ」とSNS投稿があり発覚
→ 家事関連費として全額否認

■ 事例3:出張先のカフェランチを経費処理

出張先のランチ代は経費でおちると誤解されがちですが、出張中であっても食事代はあくまで生活費。仕事の有無にかかわらず食事は行うので、経費には認められません。

■ 経費にできるかは“証拠と説明力”がカギ

カフェ代が経費になるかどうかは、「この支出が本当に業務に必要だったか?」を税務署に説明できるかどうかにかかっています。

記録のポイント

  • 誰と、何のために利用したかを領収書にメモ
  • 会計ソフトの摘要欄に目的を明記
  • 領収書の「日付」と業務内容の整合性を意識

■ 税理士からのひとこと

「全部経費で落とせますよ!」という甘い言葉には注意。
節税はグレーゾーンの濫用ではなく、正しい判断と記録から始まります。
ご自身のカフェ代が経費になるのか迷ったら、専門家にご相談くださいね。

▼お問い合わせはLINEから

【西宮市】商店街新規出店応援事業と税理士のサポート

2025-05-17

西宮市で「お店を出したい」「地元の商店街にチャレンジしたい」と考えている方に知っていただきたいのが、【西宮市商店街新規出店応援事業】です。

兵庫県の制度と組み合わせると最大100万円の補助金を受けられる可能性があります。

ただし、申請には注意点も多く、税理士のサポートがあるとより安心して開業準備が進められます。

この記事では、制度の概要から税務上の注意点、活用時のポイントまで、税理士の視点でわかりやすく解説します。

商店街新規出店応援事業とは?

西宮市には37の商店街区があります。

これら商店街の空き店舗に新規出店する方に向けて、最大100万円の補助金(西宮市単独申請する場合は最大50万円、兵庫県と併用申請すると100万円)を支給する制度です。


対象になるのは、以下のような経費です。

  • 店舗内装工事費
  • 看板や外観デザイン
  • 空調設備や照明機器 など

対象者は、西宮市内の商店街に新規出店する個人・法人で、事前に申請し審査を通過する必要があります。

詳しい内容は、こちらの西宮市のHPをご覧ください。

開業前に注意したい3つのポイント

  1. 申請は出店前・工事前に行うことが必須
     すでに着工した後では、補助対象外となります。
  2. 見積書・図面などが必要
     あいまいな申請では審査を通過できません。事業計画書も求められます。
  3. 採択後、実績報告書の提出も必要
     補助金は「あと払い型」。実際に支払った領収書などが必要になります。
  4. 自己資金もしっかり確保する
     補助率は6分の1とそこまで高くありません。また賃料などのランニング費用は補助対象になりませんので自己資金もしっかり確保するのが大切です。

税理士ができるサポートとは?

開業時には補助金だけでなく、「資金繰り」や「税金対策」も大切です。
当事務所では、以下のような形でサポートできます。

  • 事業計画書の作成支援
  • 起業支援(個人または法人成りのシミュレーションや開業手続きの支援)
  • 補助金収入の税務処理
  • 補助金以外の開業支援制度のご提案(例:創業融資等)

補助金は課税対象?税務処理の基本知識

「補助金=税金がかからない」という誤解がありますが、多くの場合、補助金は雑収入として課税対象となります。
一方、内装費は固定資産になり、それぞれ資産ごとに法定耐用年数で減価償却していきます。
一定の要件を満たせば圧縮記帳という税制優遇制度を使うこともできます。

また、補助金収入には消費税がかからないので、通常の売上とは区別して処理しておきましょう。

西宮での出店には「地域の空気感」も魅力

西宮市の商店街の1つ、苦楽園スタアーズミーティング(阪急夙川、苦楽園)ではユニークなイベントが定期的に開催されています。
謎解き付きの散策マップを手に街を歩くことで、新しいお店や空き店舗を発見できる仕掛けです。
(私も娘と一緒に謎解きしながら散策しています)

こうした「街ぐるみで出店を応援する空気」があることは、制度以上に大きな安心材料になるかもしれません。

これから夙川・苦楽園地域ででお店を出したいとお考えの方は、ぜひ「スタアーズミーティング」の散策マップを手に、地域を歩いてみてください出店場所のヒントや、開業後のイメージがきっと広がるはずです。

起業・開業の不安は「なかがわまみ税理士事務所」までお気軽にご相談ください

開業時は、税金や社会保険の手続き等、わかりづらいことも多い時期です。

当事務所では、

  • LINEなどを使った気軽な相談
  • 面談回数の上限なし
  • 資金計画から記帳、申告まで一貫支援

で、開業をトータルサポートしています。

「こんなこと聞いていいのかな?」と思うようなことでも、遠慮なくご相談ください。
初回のご相談は無料で承っております。オンライン面談にも対応していますので、全国どこからでもお気軽にご連絡いただけます。

▼お問い合わせはLINEから

西宮で起業するなら|税理士がおすすめする“みやスタ”

2025-05-16

西宮市で起業をお考えの方、こんなお悩みはありませんか?

  • 「そもそも起業って何から始めればいいの?」
  • 「創業計画書や助成金の申請、誰に相談したらいい?」
  • 「SNSや動画で発信したいけど、場所や機材がない」

こうした方にぜひ知っていただきたいのが、西宮市の起業支援施設「みやスタ(にしのみや起業家支援センター)」です。

みやスタとは?

西宮商工会議所内にある「みやスタ」は、これから起業する方や創業間もない方をサポートするための拠点です。施設は新しく清潔感があり、起業準備に必要な設備やサポートがそろっています。

主な特長

  • ワーキングスペース完備
    電源やWi-Fi環境も整っており、集中して作業できます。
  • 動画撮影機材・スペースの貸出あり
    SNSやYouTubeなどで情報発信をしたい方には特におすすめです。スマホ一台では難しい照明やマイクなど、初期設備が整っています。
  • セミナーや相談会が充実
    たとえば最近では、ひょうご産業活性化センターによる「起業家支援助成金」に関するセミナーが開催されました。助成金制度の全体像の解説に加え、申請書作成のポイントまで具体的に学ぶことができます。

起業の不安、税金・お金まわりのことは税理士に相談を

起業時は、事業計画や資金調達のほかにも、

  • 開業届・青色申告の準備
  • まずは個人事業主として始めるか、最初から法人化するか
  • 会計ソフトの選び方
  • インボイスの対応をどうするか
  • 社会保険はどうしたらいいの?

など、税務やお金のことで悩まれる方が多いです。

起業の準備は、「相談できる場所」と「少し気持ちを緩められる場所」がどちらも大切です。
西宮にはその両方があります。「起業を地元で応援してもらえるって、いいな」と思ってもらえるような、そんなスタートを西宮で一緒に応援します。

▼お問い合わせはLINEから

みやスタの帰りに立ち寄りたい「ゆげ焙煎所」

なお、西宮商工会議所に足を運ばれた際にぜひ立ち寄っていただきたいのが、商工会議所の目の前にある「ゆげ焙煎所 本店」です。

自家焙煎のスペシャリティコーヒーが味わえる落ち着いた空間。
みやスタの見学やセミナー参加の後に、ホッと一息つくのにぴったりです。

【西宮】「気軽に相談できる税理士」でありたい。顧問契約の中で大切にしていること

2025-05-15

こんにちは、西宮の30代女性税理士 なかがわまみです。
独立当初から、「気軽に相談できる税理士」であることを大切にしています。

顧問のお客さまからの「ちょっと聞きたい」がうれしい

顧問契約をいただいているお客さまから、LINEで「これって経費になりますか?」「この書類、税金関係ですか?」といった連絡をいただくたび、本当にうれしく思います

なぜなら、税務以外のことでも“まず一番になかがわに聞いてみよう”と思ってもらえているということだからです。

事業をしていると、税金のことだけでなく、社会保険等役所から届く書類など、分からないことが次々と出てきます。
特に法人を設立したばかりの方にとっては、「これは何の書類?税務?それとも別のもの?」と迷う場面も多いはず。

そんな時に「とりあえず、なかがわに聞いてみよう」と思い出してもらえる存在でありたいと思っています。

だからこそ、LINEを活用しています

私の事務所では、顧問のお客さまとのやりとりにLINEを活用しています。

メールや電話よりも、普段からよく使っているLINEやチャットの方がすぐに・気軽に問い合わせしやすいという方が多いからです。思い立った時にパッと聞ける、そんな距離感を大切にしています。

面談回数に上限は設けていません

「何度相談したら追加料金になりますか?」と聞かれることがありますが、面談回数に上限は設けていません

むしろ、「こんなこと聞いていいのかな…」と遠慮してしまうことで問題が大きくなるほうが心配です。気軽に話せる環境をつくることが、長い目で見てお客さまの安心にもつながると感じています。

年1の決算業務だけは基本お受けしていません

その代わり、私が大切にしているのは「顧問のお客さま一人ひとりにしっかりリソースを割くこと」です。スポットの年1決算業務は基本的にお受けしておらず、継続的なコミュニケーションを重視した顧問契約をメインとしています

税金のことも、それ以外のことも、「いつでも聞ける人がいる」ことが、顧問契約の一番のメリットだと思うのです。

無料相談受付中|お気軽にご相談ください

税金や経理のことだけでなく、
「ちょっとお金のことで不安がある」
「経営の今後について誰かに相談したい」
そんな時に、まず思い浮かべてもらえる税理士でありたいと考えています。

「こんなこと聞いていいのかな?」と思うようなことでも、遠慮なくご相談ください。
初回のご相談は無料で承っております。オンライン面談にも対応していますので、全国どこからでもお気軽にご連絡いただけます。

▼お問い合わせはLINEから

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