今日は税理士試験の発表ですね。
今年の財務諸表論の合格率は8%だとか、、めっちゃ厳しいですね。
(去年28%の合格率だから下がるとは思ってましたが、、、ひどすぎん?!)
税理士試験といえば、私のささやかな自慢は
■働きながら、5科目全科目 毎年一発合格できた!
(一回も落ちていないという意味です。5科目を1年で取ったわけじゃないです(笑)
■5科目のうち後半3科目は子育てしながらの受験だったので、予備校に通わず合格できた!
ということです。
われながら「本当によく頑張った!!!」と思います。
そんな自分の税理士試験のを振り返って、「たった2つの勉強のコツ」をお伝えしたいと思います。
このページの目次
①前半期(9月~3月)演習問題集は必要最低限に絞って、間違えた問題を手垢がつくほど繰り返す。
前半期はインプットしつつ、テーマごとに演習問題をこなします。
私は予備校にいっていなかったので、書店の書籍の演習問題集をとにかく繰返し解きました。
重要度や難易度がCのものは元から解いていませんでしたが、A・Bのランクのものは、何度も何度も解きました。
間違えてしまったのものは、印をして、3日後・1週間後・2週間後・1か月後と時間を空けて再度解きなおしていました。
2回連続で正解した問題は、本番で間違う可能性はほぼないので、思い出す程度にとどめ、A・Bランクの間違えた問題をとにかく繰返しとくことに時間を割きました。
大切なのは「あれこれといろんな演習問題集に手を出さない」ことです。
これ!と決めた演習問題集をとにかく繰り返して、正解・不正解を目次ページに書き込み、何度も解きなおすことです。
②後半期(4月~直前)勉強時間は量ではない。「究極に集中する時間」を過ごして本番のシミュレーションをする
私は働きながら、かつ、子育てしながらの受験だったので、勉強時間は圧倒的に少なかったと思います。多分平日は1時間、土日も5時間くらいだったと思うので、ネットやXで流れてくる、周りの勉強時間と比べて焦るときもありました。
(移動中に勉強する習慣もなかったので、通勤中もずっとYouTube見てました(笑)
勉強時間は量ではなく、どれだけ集中できたかが大事。
なんとなく集中できず、だらだら勉強するくらいなら、「今日は勉強から離れる!」と決めるほうがまだましです。
後半期に私が大切にしたのは「本番を想定して時間を区切って演習問題を解くこと」です。
過去問・模試を解く時間は、とても大切にしていて、本番同様、緊張感を高めて勉強しました。
(夫や子供にも、「今から2時間一切話しかけないで!!」とお願いしていました)
税理士試験は試験内容の理解ももちろんですが、それ以上に、限られた時間内で「どの問題を捨てるか」「どの問題は確実に点をとるか」という選択が重要です。
これを本番の緊張感で【正しく】選択するって結構ムズイ。
本番だと、難しい理論問題で欲目が出て、「あ、これ昨日ちょうど覚えたところだ…難しいけどせっかく覚えたところだし書きたい」となり、結局制限時間オーバーになりがちです。
普段から、本番と同じような緊張感で、問題の取捨選択の特訓をしておくことです。
参考:受験科目は1つにしましょう・・・
同じ年で複数科目にチャレンジされる方もいますが、あまり、、というか絶対おすすめしません。
正直、複数科目にチャレンジする余裕や実力がある方は、会計士試験にチャレンジするほうが良い気がします(笑)
私は、税理士受験前に、2年間会計士試験にチャレンジしましたが、「これは私には働きながらは無理!!」と思い、撤退しました。
税理士受験の日々はもう二度と過ごしたくない!というくらい、辛い日々でしたが、今は独立して子供とゆったりした時間を過ごせるようになったので、「あの時頑張ってよかったかな」と思います。
少しでも、受験を頑張る皆さんのお役にたてれば、と思い書いてみました。