【西宮市】商店街新規出店応援事業と税理士のサポート

西宮市で「お店を出したい」「地元の商店街にチャレンジしたい」と考えている方に知っていただきたいのが、【西宮市商店街新規出店応援事業】です。

兵庫県の制度と組み合わせると最大100万円の補助金を受けられる可能性があります。

ただし、申請には注意点も多く、税理士のサポートがあるとより安心して開業準備が進められます。

この記事では、制度の概要から税務上の注意点、活用時のポイントまで、税理士の視点でわかりやすく解説します。

商店街新規出店応援事業とは?

西宮市には37の商店街区があります。

これら商店街の空き店舗に新規出店する方に向けて、最大100万円の補助金(西宮市単独申請する場合は最大50万円、兵庫県と併用申請すると100万円)を支給する制度です。


対象になるのは、以下のような経費です。

  • 店舗内装工事費
  • 看板や外観デザイン
  • 空調設備や照明機器 など

対象者は、西宮市内の商店街に新規出店する個人・法人で、事前に申請し審査を通過する必要があります。

詳しい内容は、こちらの西宮市のHPをご覧ください。

開業前に注意したい3つのポイント

  1. 申請は出店前・工事前に行うことが必須
     すでに着工した後では、補助対象外となります。
  2. 見積書・図面などが必要
     あいまいな申請では審査を通過できません。事業計画書も求められます。
  3. 採択後、実績報告書の提出も必要
     補助金は「あと払い型」。実際に支払った領収書などが必要になります。
  4. 自己資金もしっかり確保する
     補助率は6分の1とそこまで高くありません。また賃料などのランニング費用は補助対象になりませんので自己資金もしっかり確保するのが大切です。

税理士ができるサポートとは?

開業時には補助金だけでなく、「資金繰り」や「税金対策」も大切です。
当事務所では、以下のような形でサポートできます。

  • 事業計画書の作成支援
  • 起業支援(個人または法人成りのシミュレーションや開業手続きの支援)
  • 補助金収入の税務処理
  • 補助金以外の開業支援制度のご提案(例:創業融資等)

補助金は課税対象?税務処理の基本知識

「補助金=税金がかからない」という誤解がありますが、多くの場合、補助金は雑収入として課税対象となります。
一方、内装費は固定資産になり、それぞれ資産ごとに法定耐用年数で減価償却していきます。
一定の要件を満たせば圧縮記帳という税制優遇制度を使うこともできます。

また、補助金収入には消費税がかからないので、通常の売上とは区別して処理しておきましょう。

西宮での出店には「地域の空気感」も魅力

西宮市の商店街の1つ、苦楽園スタアーズミーティング(阪急夙川、苦楽園)ではユニークなイベントが定期的に開催されています。
謎解き付きの散策マップを手に街を歩くことで、新しいお店や空き店舗を発見できる仕掛けです。
(私も娘と一緒に謎解きしながら散策しています)

こうした「街ぐるみで出店を応援する空気」があることは、制度以上に大きな安心材料になるかもしれません。

これから夙川・苦楽園地域ででお店を出したいとお考えの方は、ぜひ「スタアーズミーティング」の散策マップを手に、地域を歩いてみてください出店場所のヒントや、開業後のイメージがきっと広がるはずです。

起業・開業の不安は「なかがわまみ税理士事務所」までお気軽にご相談ください

開業時は、税金や社会保険の手続き等、わかりづらいことも多い時期です。

当事務所では、

  • LINEなどを使った気軽な相談
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