マネーフォワードを知り尽くす税理士が本音で語る「ここがイマイチ!」

こんにちは、西宮のなかがわまみ税理士事務所です。

実は以前、マネーフォワード専門の税理士事務所に勤務していた経験があります。そのため、機能のクセや特徴はかなり把握しているつもりです。

ただ正直に申し上げると、現在はfreeeの方をメインに使用しています。もちろんマネーフォワードがダメというわけではありません。でも、あえて言うなら「こうだったらもっと使いやすいのに…!」という点があるのも事実。

今回はそんなマネーフォワードを知り尽くした税理士の立場から、忖度なしで“イマイチな点”と“やっぱり便利な点”をまとめてみました。

❌ここがイマイチ

📱アプリがバラバラで管理が煩雑

給与・会計・年末調整・経費精算など、すべてが別の独立したソフトです。そのため、それぞれのソフトごとにメンバーの権限設定や科目の設定をしなくていけないのが非常に面倒。
例えば会計側で「書籍費」として科目を作っても、経費精算ソフト側には自動反映されず、各ソフトで同期設定をしなければいけません

⚠システムトラブルが意外と多い

確定申告時期に半日ログインできなかったり、月末に請求書作成ができないなど、タイミングの悪いところでエラーが起きやすい印象があります。

🧹科目の編集がとにかく不便

一度でも使った科目は削除できず、設定変更の自由度が低いです。また、取引登録画面から科目の追加ができず、わざわざ設定画面まで戻る必要があります。(ちなみにfreeeはその場でタグや科目を追加可能で、かなり便利です)

👀UI・設計が直感的でない

特に年末調整や社会保険の画面は、マニュアルを見ないと毎回戸惑う…。一度使えば慣れる、というタイプのUIではないと感じます。

また、連携したクレカや銀行口座の取引一度登録すると、自動的に裏で「自動登録ルール」なるものが登録されるのがマネーフォワードの特徴です。一見便利ですが、毎月異なる文言の明細「水道代〇月分」等は毎回登録する必要があったり、自動登録ルールが膨大にできてしまってメンテナンスが大変、という使いにくさもあります。

📂電子帳簿保存法の対応がオプション制

マネーフォワード経費では、電子帳簿保存法に対応するために別途オプション加入が必要。ここは残念なポイントです。

⭕ここはやっぱり便利!

🔗連携サービスが圧倒的に強い

マネーフォワードはもともと家計簿アプリとしてスタートしているため、金融機関・クレジットカード・ECサイトとの連携が非常にスムーズ。データ自動取得は大きな強みです。

特にECサイト運営される方は、freeeよりもマネーフォワードの方が連携しているプラットフォーム数が多いのでお勧めかと思います。

👥対応できる税理士が多い

freeeは独特な仕様ですが、マネーフォワードは弥生など従来型会計ソフトに近い構成のため、対応できる税理士事務所が比較的多い傾向にあります。

🏢マネーフォワード会社設立は使いやすく高評価

「マネーフォワード会社設立」は無料で使える法人設立支援ツール。設立登記に必要な書類が一式作れるので、司法書士に頼らず自力で設立したい方におすすめです。

最後に:freeeの本音レビューも見たいですか?

今回は「マネーフォワードのイマイチな点&便利な点」について、税理士目線でお話ししました。

もしこの記事が好評であれば、次回は「freeeのここがちょっと…でもここが最高!」というfreee版・忖度なしレビューも書いてみようと思います。

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