【住民税の納付書が届いたら】主な支払い方法の比較と、税理士が選んだ方法とは?

6月に入ると、多くの方のもとに「住民税の納付書」が届き始めます。
給与天引きでなく「自分で納付する」場合には、納付書を使っての支払いが必要になりますが、どの支払い方法を選ぶべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

この記事では、西宮市の税理士である筆者が実際に住民税を支払った体験談をまじえながら、主な支払い方法とそのメリット・デメリットをわかりやすく解説します。
もっともおすすめの「スマホ払い」(Paypay払い)」についても詳しく解説します。

主な住民税の支払い方法とメリット・デメリット

支払方法おすすめ度メリットデメリット
コンビニ払い★★・手軽に近所で支払える・支払い金額が30万円以下などの制限あり
・控えをなくすと納付証明が難しい
・現金を用意する必要がある
スマホ決済(PayPay、auPAY、楽天Pay等)★★★★★・とにかく簡単(バーコード読み取るだけ!一瞬で終わります
・支払履歴が残る
・対応していない自治体もある
・決済完了後の取り消し不可
・領収書が発行されない
ネットバンキング、クレカ(eL-QR 地方税お支払サイト)★★★・口座から直接支払い可能で安心・操作が苦手な人にはハードルがある
・クレカは手数料かかる
・金融機関によっては対応していない場合も
銀行窓口・郵便局★★・窓口で支払える安心感・平日日中しか開いていない
・混雑していることが多い
・支払い控えをなくすと納付証明が面倒

税理士のおすすめ:「スマホ決済」

私が顧問先のお客様におすすめするのは、PayPayなどのスマホ決済です。紙の控えを保管する必要がなく、支払履歴もスマホやネット上に自動で残るため、あとから探しやすいのが利点です。

実際に筆者が支払った体験談

私自身、2025年6月9日に住民税の通知が届きました。
(ちなみに、2025年1月1日時点の住民票は西宮市にありましたが、事務所の所在地は大阪市だったため、それぞれの自治体に2か所で住民税を支払う必要がありました

大阪市分はPayPay おすすめ度 ★★★★

スマホひとつでさっと支払えてとても便利でした。実際、お店で払うのと同じように、Paypayを起動してカメラで納付書のバーコードを読み取るだけで、金額や納付内容も連携されるので、非常にシンプルです。

西宮市分はネットバンキング おすすめ度 ★★★

地方税お支払サイトからバーコードを読み取るところまではPaypayと同じでしたが、そこからの手続きやUIが結構わかりにくい印象。

💬税理士なかがわまみの一言コメント

スマホ決済は使いやすく、後から履歴をたどるのも簡単ですので、紙の領収書に頼らない方法を検討してみてください。「紙の控え」は安心感がある部分がある一方、紛失すると納税の証明が難しいので、キャッシュレス納付をおすすめします。

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