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【ECに強い女性税理士】 BASEショップのfreee記帳ガイド

2025-04-16

ネットショップ運営に欠かせないクラウド会計ソフト「freee(フリー)」と、人気のネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」。

この2つをAPI連携させることで、売上や手数料の自動記帳が可能になるのをご存じですか?
本記事では、BASEとfreeeの自動連携の設定方法から、記帳の流れ、期末調整の注意点まで、実務に即してわかりやすく解説します。

EC事業者の方、ネットショップ運営にかかる経理の手間を減らしたい方は、ぜひご一読ください。

BASE売上はfreeeに自動連携できる!

freeeは銀行やクレジットカードとの連携が有名ですが、なんとBASEの売上もAPIで自動連携が可能です。

この連携を行うことで、以下の情報が自動でfreeeに取り込まれます。

  • 注文情報(受注日、注文番号、金額など)
  • 商品の明細
  • 各種手数料(BASE簡単手数料、振込手数料、おいそぎ手数料など)

さらに、BASEの振込先口座(たとえばGMOあおぞらネット銀行など)をfreeeと口座連携しておけば、実際の入金情報も自動で取り込まれます

記帳の流れ

API連携を設定すると、BASEの注文情報がfreeeに「取引」として登録されるようになります。

仕訳のイメージはこんな感じです。

  • 売上高:注文金額(税込)
  • 支払手数料:BASEに引かれる各種手数料
  • 入金額:freeeと連携した口座に入金された金額

これにより、記帳作業の手間がかなり軽減されます。売上のつけ忘れや手数料の計上漏れも防げるのがポイントです。

注意点:注文日ベースで連携される!

BASEとfreeeのAPI連携は注文日ベースでの連携です。
そのため、特に期末に未発送在庫がある場合には、売上の調整が必要です。

まとめ

BASEとfreeeのAPI連携を活用すれば、日々の記帳作業はグッと楽になります。
ただし、連携はあくまで「注文ベース」で行われるため、期末やイレギュラーな取引には個別の必要です。

EC事業の会計処理をしっかり整えたい方、記帳の効率化を図りたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

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